トゥルシー(ホーリーバジル)
●学名:Ocimum tenuiflorum L.
●科名:シソ科・メボウキ属
●主要成分:精油(オイゲノール、リナロール)カリオフィレン、トリテルペン、ジエチルエーテル、ポリフェノール(ロズマリン酸)、ステロール(ウルソ酸、βーシトステロール)
●お茶に使用する部分:葉・花
アーユルヴェーダではその薬効により『比類なきもの』として尊ばれ古くから珍重されてきた奇跡のハーブ、トゥルシー。
ヒンドゥー教徒は信仰において重要な植物とし、祭壇にトゥルシーを植え家族の繁栄と幸福を祈ります。
インドを訪れたキリスト教徒が、薬効の高さからホーリーバジルと名付けたとも言われています。
インドに伝わる神話集にはホーリーバジルの様々な物語が語り継がれ、女神ラクシュミーの化身とも、クリシュナ神の妻になることを願った恋人の化身とも言われています。
インドの多くの家庭の庭先にはトゥルシーが植えられています。
トゥルシーは大量のオゾンを発生して空気を浄化し、病気や邪気を払い、幸運をもたらす神聖な植物として愛されています。
薬効は幅広く、食欲不振、風邪、呼吸器系疾患、あらゆる熱病、神経系の強化、生理にまつわるトラブルなどに効果があるとされています。
副作用が無く、様々なストレスから分泌されるコルチゾールというホルモンを正常化し、ストレスに対して抵抗力を高め、生理機能を整えるアダプトゲンの1つとして知られています。
また放射線で傷ついたDNAを修復するとも言われています。
作用
- 抗炎症
- 抗菌
- 抗ストレス
- 抗アレルギー
- 抗放射線障害
- 抗高脂血症
- 降圧
- 抗癌
- 鎮痛
- 免疫力向上
- 消化促進
- 去痰
- 神経強壮
注意事項・禁忌
- 妊娠中の飲用は医師にご相談ください。
- 持病をお待ちの方は、かかりつけの医師にご相談ください。
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